トランプ大統領、あす金正恩委員長と面会か
トランプ大統領は、30日に南北の軍事境界線の非武装地帯で、北朝鮮の金正恩委員長と面会する可能性があることを明らかにした。
G20サミットの後、トランプ大統領は韓国に移動し、文在寅大統領との夕食会に出席した。
これに先立ち、大阪で行った会見では、30日に南北の軍事境界線の非武装地帯を訪問した際、金正恩委員長と面会し、現職大統領として初めて北朝鮮側に足を踏み入れることにも意欲を示した。
トランプ大統領「私は金委員長と会うかも知れない。どうなるか様子を見よう。(会う時は軍事境界線を)越えるだろう。何の問題もない」
また、その後に訪れた韓国で、大統領は北朝鮮側から連絡をうけたことを明らかにした。ただ、今回面会が実現しても、良好な関係のアピールにとどまるとみられる。
一方、大統領は日米安保条約について「不公平な合意だ」と主張。安倍首相に対し、アメリカだけに防衛義務がある内容を変える必要があると伝えたことを明らかにした。
トランプ大統領「日米安保条約は不公平だ。変えなければならないと安倍首相に伝えた」
条約を破棄するつもりは「全くない」ということだが、再び波紋が広がりそうだ。