南米で「皆既日食」ダイヤモンドリングも
南米チリなどで2日、太陽が月で完全に隠れる「皆既日食」が観測され、大勢の天文ファンが幻想的な天体ショーに酔いしれた。
南米チリで2日、太陽と地球の間を月が通過し、太陽が完全に隠れる「皆既日食」が観測された。太陽の光が指輪のように見える「ダイヤモンドリング」と呼ばれる現象のあと、太陽が完全に隠れるとあたりは夜のように暗くなり、詰めかけた観衆からは大きな歓声があがった。
皆既日食は2分以上続き、2度目のダイヤモンドリングとともに再び太陽が姿をみせた。皆既日食は来年12月にまた南米などで観測できるが、日本で次に観測できるのは2035年9月。