逃亡犯条例改正撤回を…香港デモ23万人超
香港で7日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例改正」の撤回を求めるデモが行われ、23万人以上が参加した。
デモが行われたのは、中国人観光客が多く集まる香港・九龍地区の繁華街で、逃亡犯条例改正の撤回を求め、23万人以上が中国と香港を結ぶ高速鉄道の駅まで行進した。
中国本土から来ている人々にアピールするのが狙いで、警察が2000人態勢で警備した。このデモの影響で、駅では、乗車券の販売が中止となった。
香港では今月1日、警官隊と市民との衝突で59人がケガをしたほか、これまでに70人以上が逮捕されているが、抗議活動は収まりを見せていない。