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IAEA特別理事会 米“瀬戸際外交”非難

2019年7月11日 7:16

IAEA(=国際原子力機関)の特別理事会が開かれ、アメリカは、核開発を巡る「イランの脅しや、瀬戸際外交が制裁解除をもたらすことはない」と強調した。

特別理事会で、アメリカは「イランの脅しや、瀬戸際外交が制裁解除をもたらすことはない」と強調。これに対してイラン側は経済制裁への対抗措置は核合意で認められていると反論した。また、アメリカは現在の核合意ではイランの核開発のリスクを排除できないとして、合意内容を見直すことを呼びかけた。

しかし、他の理事国らは、あくまで現在の枠組みの継続を求めるとともに、イランに対しても自制を促した。

この問題を巡っては、近く核合意当事国による外相レベルの会合も開かれる予定だが、解決の糸口はつかめていない。