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米情報機関トップが退任へ 外交で見解相違

2019年7月29日 10:48

アメリカのトランプ大統領は28日、自身の外交方針との見解の相違が目立っていた情報機関のトップ、コーツ国家情報長官の退任を発表した。

トランプ大統領はツイッターでまずは、新たな国家情報長官に自身と関係が近い共和党の下院議員を指名すると発表。その後に、コーツ情報長官が来月15日付で退任すると付け足した。

大統領とコーツ氏はこれまで、外交方針を巡って見解の相違が目立ち関係の悪化が伝えられていた。北朝鮮の非核化を巡っては楽観的な大統領に対し、コーツ氏は懐疑的な見方を示していた。

また、イランについてもコーツ氏は 「核兵器の製造を企てているとは思わない」と指摘、これに大統領が「間違っている。学校に行き直すべきだ」と痛烈に批判していた。