ファーウェイ売上高 前年同期比20%超増
中国の通信機器最大手「ファーウェイ」は30日、上半期の決算を発表した。アメリカ政府が禁輸措置を実施する中、前の年の同じ時期と比べ、売上高が20%以上増えている。
ファーウェイの梁華会長は30日、深センで会見し、今年1月から6月までの売上高が前の年の同じ時期と比べて23.2%増え、日本円で約6兆4000億円になったと発表した。
スマートフォンの出荷台数は24%増となり1億1800万台に達したとしている。今年5月にトランプ政権がファーウェイへのアメリカ製品の禁輸措置を打ち出す中、堅調な業績を残している。
梁会長は会見で短期的には禁輸措置の影響があるとしつつ、今年の研究開発投資が約1兆9000億円に達する見込みだと明かし、今後のさらなる成長に自信を示している。