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“新型ロケット砲”金正恩委員長が試射指導

2019年8月1日 14:22

北朝鮮の国営メディアは金正恩委員長が新たに開発された大口径のロケット砲の発射を先月31日、指導したと報じた。

朝鮮労働党の機関紙・労働新聞は1日付の一面で、金委員長が先月31日、「新型大口径操縦ロケット砲の試験発射を指導した」と伝えている。金委員長は試験発射の結果に満足し、「この兵器の標的になる勢力には悩みの種になるだろう」と述べたという。

韓国軍は先月31日、北朝鮮が発射したのは短距離弾道ミサイルと発表したが、北朝鮮メディアは写真を掲載していないもののロケット砲だと報じている。

これについて韓国軍は1日の会見で、「短距離弾道ミサイルと類似した飛行形態だ」と説明しているが、韓国メディアは「軍の判断能力に問題があるとの議論が予想される」と指摘している。