イランとパキスタンが互いに越境攻撃する異例の事態を受け、国連のグテーレス事務総長は18日、「最大限の自制」を求めました。

イランとパキスタンをめぐっては、イランが16日、パキスタン領内の反イラン武装勢力の拠点を空爆、その2日後、パキスタンが、イラン領内にある武装勢力の拠点を攻撃したと発表しました。

互いに越境攻撃する異例の事態に、国連のグテーレス事務総長は18日、「緊張のさらなる高まりを避けるために最大限の自制」を求めました。

今回の攻撃の応酬についてパキスタン軍は声明の中で「2国間の問題解決には対話と協力が必要」と述べ、イラン外務省も「隣国との友好政策を堅持する」としていて、事態が沈静化に向かうか注目されます。