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露機不時着、死者なし“パイロットは英雄”

2019年8月16日 6:30

ロシア・モスクワ近郊で15日、ウラル航空の旅客機が離陸直後に全てのエンジンが停止、空港近くの畑に不時着した。エンジンに鳥が入り込んだことが原因とみられている。

ロシアメディアによると、15日午前6時すぎ、モスクワ近郊からシンフェロポリに向かっていたウラル航空の旅客機が、離陸直後に全てのエンジンが停止し、出火した。鳥がエンジンに入り込む「バードストライク」が原因とみられている。旅客機はその後、滑走路から2キロ離れたトウモロコシ畑の上に不時着した。

この事故で、乗客・乗員233人のうち、ケガで入院したのが1人、死者は1人も出なかったことから、大統領府スポークスマンがパイロットを英雄とたたえるなど、ロシアで大きな話題となっている。