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米、国連安保理で“有志連合”参加呼びかけ

2019年8月21日 14:26

中東・ホルムズ海峡の安全確保のための有志連合構想をめぐり、アメリカのポンペオ国務長官は、国連の安全保障理事会に出席し、各国に参加を呼びかけた。

有志連合構想をめぐっては、多くの国がイランとの関係などを考慮し、参加に慎重な姿勢を示していることから、ポンペオ長官は20日、国連安保理の会合に出席し、各国に参加を呼びかけた。

アメリカ・ポンペオ国務長官「アメリカは、イギリスとバーレーンの参加を歓迎する。他国も海洋の自由を守るため参加することを望む」

一方、この有志連合について、オーストラリアが21日、参加を表明した。

オーストラリア・モリソン首相「国際海洋安全保障のため、海外のパートナーと協力して貢献することが国益になると判断した」

モリソン首相は中東ホルムズ海峡でのタンカーへの攻撃などについて「我が国の経済への潜在的な脅威だ」として、航行の自由と安全確保のため、有志連合に参加する意向を表明した。

有志連合への参加表明はイギリス、中東バーレーンに続き3か国目。