米ウォルマート 国内全店で弾丸販売停止へ
アメリカの小売り最大手「ウォルマート」が3日、全米のすべての店舗で拳銃やライフル銃の弾丸の販売を停止すると発表した。
ウォルマートによると拳銃やライフル銃などに使う弾丸について現在の在庫がなくなり次第、すべての店舗で販売を停止するという。今後の販売は狩猟用やスポーツ用に限る。
ウォルマートはアメリカ国内の弾丸の販売で約20%のシェアを持っているが、今回の措置で6%から9%程度に低下すると見込んでいる。
また、アラスカ州では国内で唯一、拳銃を販売していたが、今後は撤退するとしている。
ウォルマートは1か月前にテキサス州の店舗で22人が死亡する銃乱射事件が起きるなどしていて、今回の措置について「二度と同じことが起きてはいけない」と説明している。