アマゾン森林火災 7か国が保護対策で協定
南米のアマゾンで森林火災が広がっている問題で、6日、アマゾンをかかえる国の首脳らの会議が開かれ、保護対策を強化する協定が結ばれた。
会議は、コロンビア南部のアマゾン川沿いの町で開かれ、ブラジルやコロンビアなどアマゾンに関係する7か国の首脳らが参加した。
アマゾンの火災は、農地開拓のための野焼きが関連するとされ、記録的な規模となっている。これに対し、会議では、違法な開拓や森林伐採を防ぐため、各国が技術的な協力や情報共有を密にして対策に取り組む協定が結ばれた。
一方、火災を巡っては、国際的な支援の必要性も指摘されているが、会議では、ブラジルのボルソナロ大統領が、支援を打ち出したフランスのマクロン大統領を主権への介入だと批判している。