民主党候補「10家族に毎月1千ドル提供」
12日に行われた来年のアメリカ大統領選に向けた野党・民主党の候補者討論会で、アジア系の候補が、無作為に選んだ10家族にそれぞれ毎月1000ドルを提供すると表明し、波紋が広がっている。
ABCニュースが主催した討論会には、10人の主要候補者が登壇した。この中で、アジア系で起業家のアンドリュー・ヤン候補は、無作為で選んだアメリカの10家族にそれぞれ毎月1000ドルを1年間提供すると表明した。
ヤン候補「これが、アメリカが再び私たちの役に立つようにする方法だ」
ヤン候補は公約として、すべてのアメリカ人に毎月1000ドルを支給する最低所得保障を掲げていて、今回の発表はそのアピールが狙い。ただ、費用を選挙資金からまかなうとしており、法律に抵触するとの指摘が出ている。