子どもの大学入試で不正…米女優に実刑判決
アメリカの名門大学に子どもを不正に入学させるため賄賂を贈った罪などに問われた有名女優に13日、懲役14日の実刑判決が言い渡された。
アメリカの有名女優フェリシティ・ハフマン被告は13日、夫と手をつないで出廷した。この事件は、ハフマン被告が長女を名門大学に入学させるために入試関係者に賄賂を贈り、不正に点数を上乗せさせたとして逮捕・起訴されたもの。
13日の法廷で裁判長は「『良き母でありたかった』という被告の言い分は言い訳にはならない」などと述べ、懲役14日・罰金3万ドル(約320万円)などの有罪判決を言い渡した。判決を受けてハフマン被告は「いかなる判決も受け入れます」との声明を出した。
この不正入学事件では、複数の有名女優を含む51人が起訴されていて、親に対する最初の判決となった今回の法廷は、大きく注目されていた。