アルツハイマー病の治療薬 米が承認 「エーザイ」などが開発
アメリカの規制当局は6日、日本の製薬大手「エーザイ」などが開発したアルツハイマー病の治療薬を承認しました。
アメリカのFDA(=食品医薬品局)は6日、日本の製薬大手・エーザイとアメリカの製薬会社・バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」を迅速承認したと発表しました。
「レカネマブ」は、脳内にたまり病気の原因とされるタンパク質、アミロイドβを取り除き、症状の進行を抑える効果が期待されています。
エーザイはこの薬を一人あたり年間2万6500ドル、日本円でおよそ350万円で販売する予定だということです。
承認を受けエーザイは、「必要とする人々に治療薬が入手可能となるよう最善を尽くす」とコメントしています。