ヨーロッパ各地で記録的な暑さが続く中、18日に発生したギリシャの山火事は火の勢いが増し、観光客らおよそ3万人が避難する事態となっています。

エーゲ海に浮かぶギリシャのロードス島は、記録的な熱波により18日に発生した山火事が今も燃え広がっています。22日の映像では分厚い煙が街中まで迫り、バスを待つ人で長蛇の列ができていました。

AFP通信などによりますと、避難した観光客や地元住民はおよそ3万人に達し、民間の船などを使って3000人が島を離れたということです。

現地は23日の気温が45℃に達すると予測されていて、地元当局が被害の拡大に警戒を強めています。