ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー価格が高騰する中、アメリカはイギリスへの天然ガスの輸出量を1年以内に倍増させると発表しました。

アメリカのバイデン大統領とイギリスのスナク首相は日本時間7日、共同声明を発表し、両国が新たなエネルギー安全保障の枠組みを設立した上でアメリカがイギリスに輸出する天然ガスの量を1年以内に倍増させることを目指すと明らかにしました。

ロシアのウクライナ侵攻により、エネルギー価格が高騰する中、ヨーロッパに対する天然ガスの供給を増やし、価格を安定させる狙いがあります。

バイデン大統領とスナク首相は先月、G20＝主要20か国・地域首脳会議が開かれた際にエネルギー危機に共同で取り組むことで合意していました。