アフガニスタンの首都・カブールにあるロシア大使館の近くで5日、自爆テロがあり、大使館の職員2人が死亡したということです。

自爆テロは日本時間の5日午後3時半ごろ、カブールのロシア大使館の入り口付近で起きました。AP通信がロシア外務省の声明として伝えたところによりますと、この爆発で大使館の職員2人が死亡、アフガニスタン人にも犠牲者が出ているということです。当時、大使館にはビザ取得のために大勢の人が集まっていたということです。これまでのところ犯行声明などは出されていません。

ロシアは、イスラム主義勢力タリバンの政権を公式に承認していませんが、現地で大使館の業務を維持していました。アフガン当局は現場近くを封鎖し、詳しい状況を調べています。