イラン外務省 米との首脳会談可能性を否定
イラン外務省は16日、ロウハニ大統領とアメリカ・トランプ大統領が今月下旬の国連総会にあわせて会談する可能性を否定した。
トランプ政権は今月下旬にニューヨークで行われる国連総会にあわせて、イランのロウハニ大統領との首脳会談を模索していて、両国の緊張緩和に向けた動きとして注目されている。
こうした中、イランメディアによると、イラン外務省の報道官は16日、「そのような会談は予定になく、行われないだろう」と述べ、首脳会談の可能性を否定した。
イラン側が求める制裁解除にトランプ大統領が応じない考えを示していることに加え、サウジアラビアの石油関連施設への攻撃で、イランの関与をめぐって対立を深めていることが背景にあるとみられる。