「核合意の修正議論も」イランが譲歩姿勢か
イランのロウハニ大統領は24日、アメリカの経済制裁が解除されるならば、核合意の修正について議論する可能性に言及した。
ロイター通信によると、国連総会に出席しているロウハニ大統領は24日、記者団に対し、アメリカの経済制裁が解除されるならば、核合意の微修正などを議論しても構わないとの考えを示したという。
核合意をめぐっては、イギリス、フランス、ドイツの首脳が前日、イランに対して、長期の核開発の制限などについて、交渉に応じるよう求める共同声明を発表していた。
イランはこれまで核合意の修正には応じない考えを示していたが、こうした要求を受けて一歩譲歩する姿勢を示したものとみられる。