米FRB 0.25%利下げ決定 3会合連続
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は18日、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。利下げは、3会合連続です。
FRBは18日、年内最後となる金融政策を決定する会合を開き、政策金利を0.25%引き下げることを決めました。利下げは、3会合連続で、アメリカの景気を下支えする狙いがあります。
FRB・パウエル議長「我々は雇用の最大化を支え、インフレ率を目標の2%に戻すことで、経済の力強さを維持することに全力を尽くす」
今回、発表された経済見通しでは、来年の利下げ回数が2回となり、前回9月時点の4回から半分に減りました。
アメリカ経済の底堅さを受けたもので、今後の利下げペースは、スローダウンしそうです。
アメリカのトランプ次期大統領が掲げる関税の引き上げや減税などは、インフレを再び加速させる可能性があり、FRBは、難しいかじ取りを迫られることになります。
最終更新日:2024年12月19日 5:50