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ノーベル物理学賞 米・大学の研究者ら受賞

2019年10月8日 20:16

今年のノーベル物理学賞の受賞者が8日、発表され、アメリカ・プリンストン大学の教授ら3人の受賞が決まった。日本人の受賞とはならなかった。

今年のノーベル物理学賞の受賞が決まったのは、アメリカ・プリンストン大学のジェームズ・ピーブルズ教授、スイス、ジュネーブ大学のミシェル・マイヨール教授、さらにジュネーブ大学とイギリス・ケンブリッジ大学のディディエ・ケロー教授の3人。

選考に当たったスウェーデンの王立科学アカデミーは、「宇宙の進化のさらなる理解」に貢献したことなどを授賞理由としている。

ピーブルズ教授については1960年代に考案した理論が物理宇宙論の基礎となったと評価された。また、マイヨール教授とケロー教授は1995年に太陽系の外側にある惑星を初めて発見した功績が評価された。

日本のノーベル物理学賞は、4年前の東京大学の梶田隆章教授などこれまでに日本最多の11人が受賞しているが、今年の受賞はならなかった。