露ショイグ国防相「ウクライナ軍の反転攻勢阻止は達成」
ウクライナ軍は26日、クリミア半島の東にある港湾都市を攻撃し、ロシア軍の艦船を破壊したと発表しました。
ロシアの独立系メディアが公開した映像では、クリミア半島で起きたとされる爆発の様子が映っています。
ウクライナ空軍は26日、クリミア半島フェオドシアを空爆し、ロシア黒海艦隊の大型揚陸艦を巡航ミサイルで破壊したと発表しました。揚陸艦の被害の程度は明らかにされていませんが、ロシア側もこれを認め、ショイグ国防相がプーチン大統領に報告したということです。
また地元保健省は、この攻撃で1人が死亡し、4人がケガをしたとしています。ウクライナは、奪還を宣言しているクリミア半島への攻勢を強めているとみられます。
こうした中、ロシア国防省は幹部会議を開き、2023年を総括しました。この中で、ショイグ国防相は「今年の軍事作戦の主な目的は、ウクライナ軍の反転攻勢の阻止だったが、それは達成した」などと戦果を強調しています。