“中国が香港政府トップ更迭検討”英報道
4か月以上にわたり香港で激しい抗議活動が続く中、イギリスの新聞フィナンシャルタイムズは中国が香港政府トップの更迭を検討していると報じた。
23日付のフィナンシャルタイムズの記事によると、中国は香港政府トップ・林鄭月娥行政長官を更迭し、暫定の行政長官を任命することを検討しているという。
習近平国家主席が更迭を決定した場合、来年3月までに後任の長官が任命され、2022年までの残りの任期を担うことになるとしている。
今回の報道に対して香港政府官邸は「推測に対してはコメントしない」と答えている。
一方、香港メディアによると、一部の民主派議員からは「補欠選挙を行わずに、中国政府が暫定の行政長官を指名するなら法律違反だ」と批判の声が上がっている。