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米ペンス副大統領演説 香港問題で中国非難

2019年10月25日 5:47

アメリカのペンス副大統領が24日に演説し、中国が香港の「権利と自由を縮小している」と厳しく非難した。その一方で、「中国との対立は望んでいない」との考えも示している。

ペンス副大統領は1年前の演説で中国への強硬姿勢を示し、米中「新冷戦」が始まったとの見方が広がった。

24日の演説でも少数民族への弾圧などを批判。香港の問題でも中国政府の対応を厳しく非難した。

ペンス副大統領「我々は香港市民を支持する。中国は香港への介入を増やし権利と自由を縮小している」

中国側の反発が予想されるが、一方で副大統領は、中国と敵対するつもりはないとの考えを強調した。

ペンス副大統領「アメリカは中国との対立を望んでいない。中国の発展を封じこめようとしていない」

トランプ大統領が来月、習近平国家主席と会談し、貿易協議での部分合意を目指していることから、中国側に一定の配慮を見せたとみられる。