“ラグビー運営に圧力”スコットランド罰金
ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーは7日、スコットランドに日本円でおよそ1000万円の罰金を科すと発表した。ワールドカップ日本大会で、台風が接近する中、試合を行うよう運営側に圧力をかけたためとしている。
今回のワールドカップでは、台風の影響で先月12日の2試合が中止となり、翌日の日本対スコットランド戦などの中止も検討された。
これについて、予選突破がかかっていたスコットランド代表は、「中止になれば黙っていない」などと法的手段を取ることを示唆し、波紋を呼んでいた。
ワールドラグビーは7日、こうした発言について「災害が差し迫るなか運営側に圧力をかけ、品位を損なうものだった」として、スコットランドラグビー協会に7万ポンド、日本円でおよそ1000万円の罰金を科すと発表した。
一方、決定に対しスコットランドラグビー協会は、「すべての選択肢を考慮する」とコメントしている。