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抗議活動続く香港…15歳の少年ら2人重体

2019年11月14日 12:45

政府への抗議活動が連日続く香港で13日、警察が放った催涙弾がデモ隊の15歳の少年の頭部にあたり、意識不明の重体となっている。

香港メディアによると、北部の天水圍で、警官隊が放った催涙弾がデモ隊の15歳の少年の頭部にあたり、意識不明の重体だという。

また、別の場所では、政治的な意見の違いからデモ隊と市民が衝突。レンガなどを投げ合う中、市民側の70歳男性が頭部を負傷し、重体になっているという。

また、香港では14日朝もデモ隊による道路の封鎖などが続いていて、通勤時間帯の交通に混乱が起きている。香港島と九龍半島を結ぶ3つしかないトンネルの1つがバリケードで封鎖され、市民生活に影響が出ている。バリケードの前では、通行しようとする車両にデモ隊が石を投げるなどして妨害した。

朝の交通妨害は4日連続で、14日はすべての学校を休校にする措置がとられているが、連日、渋滞が発生し、市民生活にも大きな影響が出ている。

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