香港の司法トップ、ロンドンで襲われケガ
香港政府は、香港の司法トップが訪問先のイギリス・ロンドンで反政府デモの支持者に襲われケガをしたと発表した。
香港の司法トップである鄭若か(馬へんに華)司法官は14日、ロンドンで講演会場へと歩いて向かっていたところで、数十人の反政府デモ支持者らに囲まれた。
デモ支持者らは広東語で、「5つの要求は1つも欠けてはならない」などと叫び声をあげ、混乱の中で鄭氏が転倒する場面もあった。
香港政府などは、鄭氏が襲われたことで手にケガをしたと発表し、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は「野蛮な襲撃だ」と非難。中国外務省も15日、「厳しく処罰するべきだ」などとコメントしている。