トランプ氏「電子たばこ」禁止に後ろ向きか
アメリカのトランプ政権が検討している「電子たばこ」の販売禁止について大統領が一転して禁止に後ろ向きになっていると、有力紙が17日、報じた。
「電子たばこ」はミントなどの香り付きやニコチンが入った液体を加熱し、その蒸気を吸うもので、たばこの葉を使う「加熱式たばこ」とは異なる。
アメリカでは若者の間で流行していて、使用との関連が疑われる死者も出ていることからトランプ政権は今年9月、ほぼすべての製品の販売を禁止する方針を明らかにしていた。しかし、有力紙「ワシントン・ポスト」によると大統領が一転して「禁止を進めたくない」と後ろ向きになっているという。
販売店や利用者の反発が、来年の大統領選にマイナスになることを懸念していると伝えている。