英総選挙前にテレビ党首討論 激しい論戦
来月行われるイギリスの総選挙を前に、初めてのテレビ党首討論が行われ、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱をめぐり、激しい論戦が繰り広げられた。
来月12日の総選挙では与党・保守党が過半数を獲得し、膠着(こうちゃく)状態にあるEU離脱に道筋をつけられるかが焦点。
19日のテレビ討論でジョンソン首相は来年1月末の期限通りの離脱を改めて強調した。
英・ジョンソン首相「EUと素晴らしい合意をした。保守党の候補者全体がそれを支持している」
一方、最大野党の労働党はEUと再交渉をした上で、残留も含めた選択を国民投票で問うとしている。
野党・労働党コービン党首「イギリス国民によって真の選択が行われ我々がそれを実行する」
最新の世論調査では与党・保守党が10ポイント以上リードしていて、野党側は今後のテレビ討論などを通じて巻き返しを図る。