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韓国・尹大統領「内乱罪は成立しない」 改めて戒厳の正当性を主張

2024年12月30日 10:22

韓国の尹錫悦大統領は、非常戒厳を宣言したことをめぐり、内乱の疑いで捜査を受けていることについて、「内乱罪は成立しない」とした上で、改めて戒厳の正当性を主張していることがわかりました。

尹大統領をめぐっては、警察などの合同捜査本部が内乱などの疑いで捜査しています。

こうした中、韓国メディアによりますと、尹大統領は弁護団を通じ、「内乱罪は成立せず、非常戒厳も大統領に与えられた権限で問題はない」とする立場を明らかにしました。

その上で「非常戒厳について憲法の秩序を守るためだった」と正当性を改めて主張しているということです。

また、尹大統領側は捜査について、「慎重に進められていなく人狩りのようになっている」と批判しています。

韓国メディアは、尹大統領側が戒厳の正当性を訴えることで捜査を遅らせようとしているとの見方を示しています。

最終更新日:2024年12月30日 10:22