米下院“ウイグル人権法案”可決 中国反発
アメリカ議会下院は3日、中国当局により新疆ウイグル自治区で弾圧が行われているとして、アメリカ政府に対応を求める法案を賛成多数で可決した。中国は強く反発している。
3日、アメリカ議会下院が可決した法案は、中国の新疆ウイグル自治区でイスラム教徒が弾圧されているとして、アメリカ政府に対し、人権侵害に関与した中国の高官への制裁やイスラム教徒を収容している施設の閉鎖を要求すべきとしている。
アメリカでは香港のデモを支援する法律が成立したばかりで、今後、トランプ大統領が法案に署名するかどうかが焦点となる。
これに対して中国外務省は「内政に著しく干渉している。強烈に憤慨し、強く反対する」と談話を発表し、対抗措置も辞さない構えを示している。