北ミサイル施設 エンジン実験再開へ準備か
アメリカの研究機関は、最新の衛星写真から北朝鮮・東倉里のミサイル発射施設で、エンジンの実験再開に向けた準備が進んでいる可能性があるとの分析を明らかにした。
アメリカのミドルベリー国際研究所は、5日に撮影された北朝鮮・東倉里にあるミサイル発射施設の衛星写真について、エンジン試験台のそばに、新たに大型の輸送コンテナが配置されていると指摘。このためICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射などに使う、エンジンの実験を再び行う準備を進めている可能性があるとしている。
北朝鮮は去年、この施設の「永久的な廃棄」を表明したが、その後、復旧作業が行われていた。
北朝鮮は先月末、安倍首相を名指しで批判し、新たな弾道ミサイルの発射を示唆している。