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米・FRBが追加利下げ見送り 4会合ぶり

2019年12月12日 9:43

アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は11日、金融政策を決める会合を開き、4会合ぶりに追加の利下げを見送ることを決めた。

FRBは会合の結果、政策金利を1.5%から1.75%の現状のまま、据え置くと発表した。FRBは前回の10月の会合まで3回連続で利下げを行ったが、失業率が歴史的な低水準にあるなど経済が堅調だと判断し、半年ぶりに利下げを見送った。

FRB・パウエル議長「繰り返すが、経済も金融政策もどちらもよい状況にあると考えている」

また、来年についても、経済は底堅い成長が続くとして、会合の参加者の多くが「来年は利上げも利下げもゼロ」との見通しを示した。

金融政策は利下げ路線から、様子見へと方針転換する見込み。

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