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ゴーン被告の行方は?レバノンの家には妻が

2020年1月3日 1:40

ゴーン被告がトルコを経由しレバノン入りしたことに関連し、トルコ当局が7人の身柄を拘束したとトルコ・メディアが伝えた。

トルコのNTVによると、ゴーン被告がトルコ経由でレバノン入りしたことについて、トルコ内務省が調査を始めたということで、これまでに貨物航空会社幹部やパイロットら7人の身柄が拘束されたという。ただ、この貨物航空会社は2日、NNNの取材に応じ一切の関与を否定した。

一方、AP通信はゴーン被告に対するICPO(=国際刑事警察機構)の手配書をレバノン当局が受け取ったと報じた。レバノンのセルハン法相が明らかにしたものだという。

ただ、セルハン氏はレバノンと日本に犯罪人引き渡し条約が締結されていないことから、ゴーン被告の引き渡しの可能性については否定したという。

レバノンの首都ベイルートにあるゴーン被告の家には、人や車の出入りが見られたが、ゴーン被告本人の姿は確認されていない。一方で、出国を主導したと伝えられる妻のキャロルさんが家の中にいることが分かった。

ゴーン被告の行方は依然として分かっていないが、この家の中にいる可能性が出ている。