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ゴーン被告の保釈取り消し 保釈金は没収

2020年1月1日 0:11
ゴーン被告の保釈取り消し 保釈金は没収

金融商品取引法違反などの罪で起訴され、保釈中に無断でレバノンに出国した日産前会長のカルロス・ゴーン被告について、東京地裁は12月31日、保釈を取り消した。ゴーン被告の保釈金15億円は没収される。

ゴーン被告は、保釈の条件に含まれている「海外への渡航禁止」を守らずに無許可で出国し、中東のレバノンにいることを12月31日、明らかにした。これを受けて、東京地検はゴーン被告の保釈の取り消しを東京地裁に求め、東京地裁はこれを認めた。ゴーン被告が納付した保釈金合わせて15億円は没収される。

今後、外交ルートを通じてゴーン被告に日本に戻るよう求めるものとみられるが、実現には難航が予想される。