保釈中に無断で中東レバノンに出国した日産の前会長、カルロス・ゴーン被告が、来週８日にレバノンで記者会見を開くことが分かった。

ゴーン被告の弁護士は１日、ＮＮＮの取材に対し、ゴーン被告が来週８日にベイルート市内で記者会見を開くことを明らかにした。会見の内容について弁護士は、ゴーン被告が日本でいかに不当な扱いを受けてきたかに加え、どのようにして日本を出国したかも説明するとしている。

出国は妻のキャロルさんが主導したと報じられているが、ゴーン夫妻を知る友人は「彼女にそんなことができるとは思えない」と否定的な見方を示した。

ゴーン被告の友人、シュクリ・サデルさん「まるでミッション：インポッシブルだ。プロ（の組織）に助け出されたに違いない」

来週８日の会見では、誰がゴーン被告を手助けしたのかなど、出国方法とその経緯について、どこまで詳しく語るのか注目される。