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ゴーン被告“手助け”男「国際的重要任務」

2020年1月4日 13:33

日産の前会長、カルロス・ゴーン被告が保釈中に無断で中東レバノンに出国した事件で、逃亡を手助けしたとされる男が、事前に「国際的に重要な任務」と説明を受けたと供述していることが分かった。

ゴーン被告はトルコを経由しレバノンに入ったことが分かっていて、トルコの捜査当局は3日、逃亡を手助けしたとして民間航空会社のパイロットら5人を起訴した。

地元メディアによると、そのうちの1人で航空会社幹部の男が、レバノンの首都ベイルートにいる知人から事前に「国際的に重要な任務」と説明を受けたと供述しているという。この幹部は、「協力しなければ家族に被害が及ぶと脅された」とした上で、トルコの空港に現れたのが「ゴーン被告だったとは知らなかった」とも話しているという。

事件を巡っては、ジェット機の記録が改ざんされたことも分かっていて、トルコの捜査当局は逃亡に使われた2機の押収を進め背景を調べている。

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