暗号資産交換所「FTXトレーディング」創業者、詐欺などの罪で禁錮25年
経営破綻した暗号資産交換所大手「FTXトレーディング」の創業者で、詐欺などの罪に問われているサム・バンクマン・フリード被告に対し、禁錮25年の判決が言い渡されました。
「FTXトレーディング」の創業者、バンクマン・フリード被告は顧客の資産を不正に流用したなどとして、詐欺やマネーロンダリングなどの罪に問われ、去年11月、陪審団が有罪の評決を出しています。
アメリカメディアによりますと、ニューヨーク連邦地裁は28日、バンクマン・フリード被告に禁錮25年とおよそ110億ドル、日本円で1兆6600億円の資産没収を言い渡しました。
バンクマン・フリード被告は法廷で、「申し訳なく思っています」と謝罪したということです。
連邦地裁の判事は「被告の意図的なうそは法の支配を軽んじていることを示すものであった。判決は被告が二度と詐欺を行えないようにするものである」との声明を出しました。
バンクマン・フリード被告は、上訴する予定だということです。