人類滅亡まで残り1分40秒…過去最短に
アメリカの科学雑誌は23日、人類滅亡までの時間を象徴的に示す今年の「終末時計」を、過去最短の1分40秒と発表した。核戦争と気候変動の危機を理由に挙げている。
「終末時計」は、人類の滅亡まで時間がどれだけ残されているかを象徴的に示すもので、毎年、アメリカの科学雑誌が発表している。今年は、去年の2分より20秒短い、1分40秒と発表され、過去最短となった。
理由については、「人類は核戦争と気候変動の危機に直面している」として、イランや北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる交渉が停滞していることや、気候変動に対する各国政府の取り組みが進んでいないことを挙げている。