民主党幹部、再点検を求める 集計トラブル
アメリカ大統領選挙に向けたアイオワ州での党員集会の最終結果の公表が遅れている問題で、野党・民主党の幹部が「いいかげんにしろ」などと批判、州の支部に集計結果の再点検を求めた。
アイオワ州で今月3日に行われた民主党の党員集会は、集計システムのトラブルで最終結果の公表が遅れている。民主党全国委員会のペレス委員長はツイッターで、「いいかげんにしろ」「結果に対する国民の信頼を確保するため、ただちに再点検を求める」などと投稿した。幹部が再点検を求めたことで、公表がさらに遅れる可能性もある。
一方、民主党の候補者選びは大接戦となっている。開票率97%で、リードする若手・ブティジェッジ候補の得票率は26.2%、2位のサンダース候補が26.1%、その差はわずか0.1ポイントとなっている。全米で支持率トップのバイデン候補は4位のままとなっている。