台湾の地震で大きく傾いた花蓮のビル。ここで1人が亡くなりました。現在、ビルの解体がすすめられていますが、9日に小さな命が救出されました。

「助けたのか？」
「今、画面にうつっています。助け出されました」

窓から助け出されたのは、ネコ。地震発生から6日。ビルの住民が飼っていたネコが、助け出されたのです。ネコの名前は日本語で「みかん」。対面を果たした飼い主の女性は、優しくなでています。

倒壊する危険もあるため、難航したという救助。救助隊は缶詰でネコをおびき寄せ、助け出すことに成功したといいます。

実はこのビルには、まだ取り残されたネコがあと3匹。さらに、飼われていたニワトリも残っているということで、救助活動がすすめられています。