上川外相は12日、訪問先のアメリカでブリンケン国務長官と会談し、今年3月上旬で調整が進められている岸田首相の国賓待遇での訪米成功に向け、引き続き緊密に連携していくことなどで一致しました。

会談では冒頭、ブリンケン国務長官から能登半島地震や羽田空港の事故について深い哀悼の意を表するとの発言があり、上川外相は謝意を示しました。

また、日米関係を一層強化するとともに、今年3月上旬で調整が進められている岸田首相の国賓待遇での訪米成功に向け、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。

さらに、中国や北朝鮮をめぐる課題に緊密に連携していくことで一致したほか、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調しました。

会談後、上川外相は「国際社会が様々な課題に直面する今こそ、日米の固い結束が重要だ。岸田首相の公式訪米は、日米両国間の緊密な連携を、あらゆる分野で、より一層深める上で非常に価値ある機会になると確信している」と述べました。