米国務長官「ガザ地区の民間人被害回避を」イスラエル首相らと会談
アメリカのブリンケン国務長官は9日、訪問中のイスラエルでネタニヤフ首相らと会談し、パレスチナ自治区ガザ地区での民間人の被害を回避するよう改めて求めました。
イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍は、ガザ地区南部などを中心に攻撃していて、9日、「40人以上のテロリストを排除した」と明らかにしました。
ハマス側は9日、これまでに2万3200人以上が死亡し、そのうち子どもの死者数が1万人に達していると発表しています。
こうした中、イスラエルを訪問しているアメリカのブリンケン国務長官はネタニヤフ首相やガラント国防相らと相次いで会談し、ガザ地区での民間人の被害を回避するよう強調しました。
ブリンケン国務長官「ガザの民間人、特に子どもたちの日々の犠牲があまりにも多すぎる」
また、ガザ地区に対する人道支援について、「イスラエル側があらゆる障害を取り除くために全力を尽くす必要がある」と述べました。