上川外相、米国務長官と会談 国際社会の課題「緊密に連携」を確認
就任後、初めての外国訪問としてニューヨークを訪れている上川外相は、アメリカのブリンケン国務長官と会談し、国際社会が直面する課題について緊密に連携していくことを確認しました。
上川外相「国際社会が直面する多くの課題について、率直な意見交換を行い、ブリンケン長官と引き続き、緊密に連携していくことを確認しました」
両外相はロシアによるウクライナ侵攻など、地域情勢について意見交換したほか、日米同盟の連携を一層深めていくことで一致しました。
上川外相はまた、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、IAEA(=国際原子力機関)のグロッシ事務局長との間で、協力文書に署名しました。文書には、モニタリングの結果をIAEAが確認することなどが盛り込まれています。