「タイタニック号」の残骸を探索する潜水艇が水圧で押しつぶされたとみられる事故で、ツアーの運営会社は6日までに、「すべての探査と商業活動を停止した」と発表しました。

「タイタニック号」の残骸を探索するツアーで消息を絶った潜水艇「タイタン」は水圧で押しつぶされ、乗っていた5人全員が死亡したとみられています。潜水艇は、ツアーを運営していた「オーシャンゲート」社のCEOが操縦していました。

潜水艇の破片からは遺体とみられるものが見つかっていて、アメリカの沿岸警備隊などが原因究明を進めています。

こうした中、「オーシャンゲート」社は6日までに、「すべての探査と商業活動を停止した」と発表しました。「オーシャンゲート」社はほかにも、ポルトガル沖やバハマ沖での海底探査ツアーを企画していました。