「タイタニック号」残骸探索ツアーの潜水艇が消息不明 乗客・乗員5人 大西洋上で
大西洋に沈没した豪華客船、「タイタニック号」の残骸を探索するツアーで、乗客・乗員5人を乗せた潜水艇が消息不明になったことがわかりました。
アメリカの沿岸警備隊などによりますと、1912年に大西洋に沈没した「タイタニック号」の残骸を目指すツアー用の小型潜水艇が18日、アメリカ北東部のマサチューセッツ州から東におよそ1500キロ沖合の大西洋上で消息不明となりました。
潜水艇には乗員1人と乗客4人が乗っていて、潜水を始めて1時間45分後に連絡がつかなくなったということです。
アメリカ沿岸警備隊
「潜水艇は緊急事態が発生した場合、96時間、耐えられるように設計されている」
ツアーの参加費用は25万ドル、日本円でおよそ3500万円で、乗客の中には、イギリスの富豪で冒険家としても知られるハミッシュ・ハーディング氏も含まれているということです。
現場海域の水深はおよそ4000メートルで、沿岸警備隊などが捜索活動にあたっています。