大雨による洪水被害拡大で非常事態宣言 ペルー
南米ペルーで大雨による洪水被害が拡大し、150以上の地区で非常事態宣言が出ています。
ロイター通信によりますとペルー政府は19日、大雨による洪水などのため、首都リマを含む157の地区に対し、60日間の非常事態を宣言しました。
川が氾濫して多くの家屋が浸水したほか、地滑りも発生しています。
救助隊が孤立地域に食料を届け、さらなる浸水を防ぐために土のうを設置するなどの対応をとっているということです。
ペルーは雨期をむかえていて、AP通信によりますと、今月12日にも激しい雨が降り、当局が「ナスカの地上絵」にも影響があったと発表しています。
当局によりますと、去年12月以降少なくとも47人が死亡し、3600以上の家が被害を受けたということです。