×

桃園市内の様子は…住民から不安の声も 台湾地震

2024年4月3日 18:42
桃園市内の様子は…住民から不安の声も 台湾地震

台湾東部の沖合で3日朝、大きな地震がありました。東部花蓮県では、建物の一部が崩れて傾くなど大きな被害がでていて、これまでに9人が死亡、800人以上がケガをしています。現地から中継です。

台北市から40キロほど東にある桃園市内にいます。こちらでも、震度5弱の揺れがあったということで、ビルの外壁にひびが入るなど被害が発生しています。

この地震で台湾でこれまでに9人が死亡し、800人以上がケガをしました。また、127人が閉じ込められているということです。

震源に近い花蓮市では複数の建物が倒壊し、現在も救出活動が続いているほか、各地で土砂崩れが発生しています。

3日午後、桃園国際空港から台湾に入ったのですが、空港内では航空便にわずかに遅れがありましたが、目立った混乱はありませんでした。

一方で、桃園市内で話を聞きますと、体に感じる余震が午前中から複数回あったということです。

住民に話を聞くと、これから夜を迎えるのにあたり、揺れがあった場合の備えなどを全て枕元に置いて眠らないと心配だといった不安の声が聞かれました。

    一緒に見られているニュース