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反捕鯨団体「シー・シェパード」元代表 4度目の勾留期限延長…現地裁判所が釈放認めず

2024年10月23日 23:12

デンマーク領のグリーンランドで拘束されている反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表について、現地の裁判所が釈放を認めず、勾留期限が延長されました。延長は4度目で、日本政府は身柄の引き渡しを求めています。

反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者で元代表のポール・ワトソン容疑者は、日本の調査捕鯨船に対する妨害を指示したとして、日本が国際手配し、今年7月にデンマーク領のグリーンランドで身柄を拘束されました。

日本政府が身柄の引き渡しを求める一方で、勾留期限の延長が続く中、裁判所は23日、4度目となるワトソン容疑者の勾留期限延長を決定し、期限は来月13日までとなりました。

一方、団体側がワトソン容疑者の亡命申請をしているフランスでは、解放を求めて抗議活動が行われました。団体関係者は、「日本が罪をでっち上げていて、彼は無実だ」と反発していて、勾留を続けるデンマーク司法省の判断が注目されています。

最終更新日:2024年10月23日 23:12